キューバで国産の新型コロナウイルスのワクチンが承認されました。中南米諸国で開発、承認された初のワクチンとなります。
ロイター通信によりますと、キューバの医薬品管理当局は9日、国産の新型コロナワクチン「アブダラ」の緊急使用を承認したと発表しました。
バイオキューバファーマ社、エドワルド・マルティネス社長:「私たちの国ではここ数週間で病気の発生率が上昇していますが、この結果は非常に心強いものであります。現在、非常に高いレベルにあります」
「アブダラ」は3回接種するワクチンで、先月の発表では新型コロナウイルスに対し、92.28%の有効性があるとしています。
また、これとは別の国産ワクチン「ソベラナ2」も今後、数週間のうちに承認される予定です。
イランやアルゼンチン、ベトナムがキューバ製ワクチンの製造に興味を示していて、メキシコやジャマイカなどが購入を検討しているということです。
「アブダラ」は中南米諸国で開発、承認された初めてのワクチンだということです。
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